B-051：曽代用水沿いに建つ広い敷地のお家

曽代用水目の前。田畑も楽しめる方に。

曽代用水の穏やかな流れに寄り添うように佇む、築約100年の木造二階建て。畑と庭が付いた物件で、街も川も近いという暮らしの便利さと、用水沿いの心地よい景観を同時に手に入れられるのが魅力です。現況は駐車1台、プロパン、灯油風呂、汲み取り和式。古民家らしい素地が残り、手を掛けるほど味わいが深まります。​

この家の物語を支えるのは、世界かんがい施設遺産に登録された曽代用水の歴史です。江戸期、地域の先人たちが長良川から水を引き、一帯を豊かな田園へ変えた営みは、今も暮らしの背景として息づいています。畑と庭を日々の手仕事に結び、季節の恵みや学びを取り込む拠点づくりに、とても相性の良いロケーションです。​

一方で、老朽化がかなり進んでいるのも事実。受け継ぐための準備も欠かせません。水回りの更新（浄化槽設置や水洗化）、断熱・耐震、電気や配管の見直し、残置物撤去は買主負担となります。畑の活用には農地取得の手続きも必要です。建物・土地の買値が安くても初期費用はかさむ前提で、段階的な改修計画を立てるのが鍵。改修や残置物撤去の工数を理解し、手間を楽しめる方であればまずはお問い合わせください