うだつの上がる町並みが残る美濃。その中心部にある旧商家を舞台に、第3回「美濃体感ツアー」を開催します。
今回のテーマは――蔵の奥に眠る物を、みんなで出して、片付ける。
大きな蔵と町家、空き地を備えた商家の跡地。今後も新たな活用が見込まれるこの建物が今回の舞台です。
これまでもイベントや展示で使われてきましたが、蔵の奥には、長い間手つかずの押し入れのような空間が残っていました。そこには、箱に詰められたままの器、農具、布団など、かつての暮らしの痕跡がそのままの姿で眠っています。
実際の片付け作業を通してモノと向き合い、出てきたモノを観察・仕分けしながら「残す・使う・手放す」を考えていきます。まちと空き家、そこにあるモノの関係を見つめ直す、小さな実験の一日です。
■ ツアー概要
👉午前は・・・共に動く:うだつの町並みにて
今回の体感ツアーでは、まずはみんなで発掘体験。地域の高校生、歴史に関心のある大人、移住関心層など、多様な参加者とともに”蔵の奥”をひらきます。
蔵の奥から箱出し→軽清掃→分類→仮置きまでを実施。無理のない軽作業が中心です。
👉午後は・・・聞いて知る:各地のリノベーションの現場から
1.各務原を拠点に古材のレスキューや古民家改修を行っている「PEP UP CIRCLE」の皆さんから情報提供。片付けの中で出てくる古材を、どう見立て、どう次につなげていくか――実践的な視点を共有してもらいます。
2.美濃の町並みでは、蔵を活かした宿「NIPPONIA 美濃 商家町」など、歴史ある建物の再生が進んでいます。今回は、その設計に携わった一般社団法人インクのメンバーを迎え、蔵の再生や町並み保存のリアルなお話を伺います。
■ こんな方におすすめ
- 古い器や紙、道具の“手触り”や物語に興味がある
- 発掘と整理の過程そのものを楽しみたい方
- 美濃の町家や蔵の空気を味わいたい方
- 地域の人・高校生・移住関心層と気軽に交流したい方。
- 古材や生活道具の見立てに興味があり、仮展示まで体験してみたい方。
■ お申し込みフォーム
https://forms.gle/ntgzVEUHthEAMKnB8
■ 会場アクセス(参考)
- 会場:美濃市内うだつの上がる町並み内 ※詳細は別途案内
- アクセス:長良川鉄道「梅山駅」から徒歩10分程度。
車の方は美濃市役所駐車場をご利用ください(市役所から徒歩10分程度)
■ ツアー詳細
- 開催日:2025年12月5日(金)
- 集合:現地 ※詳細は別途ご連絡します。
- 参加費:1,000円(昼食代・保険料込み)
※ご家族と一緒に参加される中学生以下のお子さんは参加費無料となります - 定員:10名程度(先着順)
- 申込方法:申込フォームより受付
- 応募締切:11月25日(火) 15:00
- 主催:NPO法人 美濃のすまいづくり
共催:美濃市 建設部 都市整備課 - お問い合わせ:minosumai@npomino.jp
■ 当日のスケジュール(予定)
| 9:40 | 受付 |
| 10:00 | オリエンテーション・ルール共有 |
| 10:20 | 片付け:蔵の奥から箱出し |
| 11:30 | 蔵出し品の清掃、展示 |
| 12:20 | ランチ&交流 |
| 13:20 | トークセッション「空き家と、片付けと、古道具と」 登壇:インクwith武義高校生 × PEP UP CIRCLE × 美濃のすまいづくり |
| 15:00 | クロージング・アンケート |
| 15:30 | 解散 |
■ 参加にあたって
■ 美濃市ってどんなところ?
岐阜県の中濃地域に位置し、長良川の清流に抱かれた美濃市は、自然と歴史が調和する町です。
江戸時代からの町並みが残る「うだつの上がる町並み」や、ユネスコ無形文化遺産に登録された美濃和紙の産地としても知られ、どこか懐かしく心落ち着く風景が広がっています。
市内には空き家をリノベーションして新たな暮らしを始めた移住者も増えており、「自然と共に暮らしながら、自分らしい仕事や生き方を見つけたい」という方にぴったりのまちです。
また同じ美濃市であっても更に細かく地域特性があります。ネットには載っていない地域性も訪問時にぜひ感じ取ってください!
■ まちなかの見どころ(参加前後の散策に)
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